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食事は脳内のオピオイド放出を引き起こす。

食事は脳内のオピオイド放出
を引き起こす。

美味しい食事や仲の良い方との食事は楽しいものですね。

そんな時も実はオピオイドが出ているからこそ、心地よくなっている?という研究があります。

◆研究

※10人の健康な男性への研究

摂食は脳全体に有意な内因性オピオイド放出を誘発した。この反応は、口に合わない食事と口に合う食事の後でより顕著であり、摂食に対する主観的な快楽反応とは無関係であった。

その結果、食物摂取により、絶食状態と比較して脳内オピオイド放出が強く広範囲に及ぶことが明らかになった。

しかし、口に合わない液体栄養は、口に合うピザよりも強いオピオイド作動性反応を引き起こしたため、観察された効果は食事の快楽特性を反映していない。

我々は、摂食に関する主観的な快楽がない場合でも、摂食が一貫して脳内オピオイド放出を誘発すると結論し、摂食によって誘発される脳内オピオイド放出には、快楽的反応だけではなく、代謝およびホメオスタシス反応が役割を果たしていることを示唆している。

食物摂取を制御するオピオイドシステムの変化は、不健康な食習慣を維持することに部分的に関与している可能性がある。

食物の報酬や動機付けの効果は、他の神経伝達物質系、特にオピオイド作動系と密接に相互作用するドーパミン作動系を介して作用する可能性が高いことに注意しなければならない。

※論文内ではμオピオイドの可能性を示唆している。

Feeding Releases Endogenous Opioids in Humans
Jetro J. Tuulari, Lauri Tuominen, Femke E. de Boer, Jussi Hirvonen,Semi Helin

◆まとめ

食事の味などには関係なく、接触行為自体がオピオイドの放出を促しているというのは、非常に興味深いですね。生きていくために必要な行為というつながりも考えられます。

またドーパミンも関与しているというこれらのことから、報酬系という食事の要素も考えられますね。

オピオイド自体は群のつながりを深めるという研究もあるので、やはり一緒に食事することで親密さが増すというのはあり得るかもしれません。

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