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肋間神経とは|体幹前面と側面を支配する末梢神経
肋間神経(intercostal nerves)は、T1〜T11の脊髄神経前枝からなる混合神経であり、体幹前面および側面の感覚と筋の運動を担います。
この神経は主に肋間筋や腹壁筋への運動出力と、胸部・腹部の皮膚感覚情報を中枢神経へ伝える役割があります。
肋間神経の解剖と分布領域
肋間神経は肋骨に沿って走行し、肋間筋の間を通過しながら前方へ向かいます。
走行中に外側皮枝および前皮枝を出し、体幹側面および前面の皮膚に分布します。
また、肋間筋や腹直筋、内腹斜筋などの体幹筋にも運動枝を送ります。
肋間神経に関連する症状|胸部・側腹部の痛み・しびれ・違和感
この神経の分布に沿って、次のような症状が生じることがあります。
・痛み
・圧痛
・しびれ
・感覚異常
肋骨に沿った帯状の痛みや、体幹側面から前面にかけての違和感として知覚されることがあります。
また、体幹の動作や呼吸に伴って症状が変化する場合もあります。
ただし、疼痛やしびれは必ずしも単一の神経だけで説明できるとは限らず、末梢神経の吻合や中枢神経系の関与も考慮する必要があります。
結論|肋間神経と症状を理解する末梢神経の視点
臨床では、胸部や腹部の症状が単一の筋肉や関節だけで説明できるとは限りません。
肋間神経のように感覚と運動を併せ持つ神経では、入力と出力の両面から評価することが重要になります。
そのため症状を評価する際には、構造だけでなく末梢神経を深く理解することが重要になります。
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