正中神経の手掌枝とは|手掌に分布する皮神経

正中神経の手掌枝
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正中神経の手掌皮枝とは|手掌橈側を支配する皮神経

正中神経の手掌皮枝(palmar cutaneous branch of median nerve)は、手掌橈側の皮膚感覚を支配する皮神経です。

この神経は正中神経から分岐する皮神経枝であり、手掌の表在感覚情報を中枢神経へ伝える役割があります。

正中神経手掌皮枝の解剖と分布領域

正中神経手掌皮枝は前腕遠位で正中神経から分岐し、屈筋支帯の表層を通過して手掌橈側から母指球寄りの皮膚へ分布します。

運動枝ではなく皮神経であり、手根管を通らない点は、手掌症状をみるうえで重要な特徴です。

▶︎ 腕神経叢の神経一覧

正中神経手掌皮枝に関連する症状|手掌の痛み・しびれ・感覚異常

この皮神経の分布に沿って、次のような症状が生じることがあります。

・手掌橈側の痛み

・手根管症候群に似た症状

・圧痛

・しびれ

・感覚異常

ただし、疼痛やしびれは必ずしも単一の皮神経だけで説明できるとは限りません。

手掌の症状では、正中神経全体の走行や手根管部との位置関係もあわせてみることが重要です。

▶︎ 正中神経とは何か

結論|正中神経手掌皮枝を皮神経として理解する

手掌の症状は手根管症候群と関連づけられることが多い領域です。

しかし、正中神経手掌皮枝は手掌の皮膚感覚を担う皮神経であり、しかも手根管を通らないため、母指球寄りや手掌橈側の症状では手根管内の問題だけでは説明しにくい場合があります。

構造だけでなく、皮神経の分布を踏まえて評価することが重要です。

▶︎ 手掌の症状をみる

 


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