内閉鎖筋神経とは|内閉鎖筋・上双子筋に分布する末梢神経 

内閉鎖筋神経・上双子筋神経
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内閉鎖筋神経とは|内閉鎖筋と上双子筋を支配する末梢神経

内閉鎖筋神経(nerve to obturator internus)は、内閉鎖筋および上双子筋を支配する末梢神経です。

この運動神経は中枢から筋への出力を伝える役割があり、皮膚感覚には関与しません。

主な運動機能:股関節外旋、股関節安定化

内閉鎖筋神経の解剖と分布領域

仙骨神経叢(L5–S2)から分岐し、大坐骨孔を通過して骨盤外へ出た後、小坐骨孔を通って内閉鎖筋および上双子筋へ分布します。

この特徴的な走行により、坐骨周囲や骨盤後方は影響を受けやすいポイントとなります。

▶︎ 仙骨神経叢とは何か

内閉鎖筋神経に関連する症状|股関節深部の動作時痛・可動域制限・鈍痛・筋の脱力感

この神経の分布に関連して、次のような症状が生じることがあります。

・筋の脱力感

・筋力低下

・筋萎縮

・動作時痛

・可動域制限

・鈍痛

・違和感

股関節深部の違和感や外旋機能の低下として現れることが多く、表在的なしびれではなく鈍痛として知覚されることがあります。

本神経は皮膚感覚には関与しないため、しびれや明確な感覚異常は生じにくい特徴があります。

ただし、症状は単一の神経だけで説明できるとは限りません。

▶︎ 大腿方形筋神経とは何か

▶︎ 体幹・骨盤の症状からみる末梢神経

結論|内閉鎖筋神経と症状を理解する末梢神経の視点

股関節の安定性は、筋単体ではなく神経出力として評価することが重要です。

内閉鎖筋神経のような局所の運動神経を踏まえてみることで、股関節深部の症状や外旋動作時の変化を神経学的に理解できます。

そのため評価では、局所構造だけでなく、神経支配や周囲神経との関係まで含めて考えることが重要です。

 


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