目次
中肩甲下神経とは|広背筋を支配する末梢神経
中肩甲下神経(middle subscapular nerve)は、胸背神経を指す名称として扱われる末梢神経です。
この運動神経は中枢から筋への出力を伝え、皮膚感覚には関与しません。
主な運動機能:肩関節内転・内旋・伸展
中肩甲下神経の解剖と分布領域
中肩甲下神経は、腕神経叢後神経束から分岐する胸背神経として記載されます。
神経根は主にC6〜C8とされ、広背筋へ分布します。
肩甲下神経群との位置関係が近いため、中肩甲下神経という名称で扱われることがありますが、標準的には胸背神経として理解する方が分かりやすい神経です。
中肩甲下神経に関連する症状|肩後方から腋窩周囲の動作時痛・脱力感・違和感
・筋の脱力感
・筋力低下
・動作時痛
・可動域制限
・鈍痛
・違和感
広背筋の機能低下は、肩関節の伸展・内転・内旋に関わる動きの中で捉えることが重要です。
肩後方から腋窩周囲の違和感として語られる場合もあり、肩や上肢の症状分布として末梢神経の視点からみることが重要です。
結論|中肩甲下神経と症状を理解する末梢神経の視点
中肩甲下神経は、肩甲下筋ではなく広背筋を支配する胸背神経として理解することが重要です。
肩関節周囲の機能は、筋単独ではなく神経出力として評価する視点が重要です。
関連コラム|末梢神経の理解を深める

