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肋間上腕神経とは|腋窩から上腕内側を支配する末梢神経
肋間上腕神経(intercostobrachial nerve)は、第2肋間神経の外側皮枝に由来し、腋窩から上腕内側の皮膚感覚に関わる末梢神経です。
この神経は胸郭外側から腋窩を横切って上腕内側へ向かい、この領域の感覚情報を中枢神経へ伝えます。
肋間上腕神経の解剖と分布領域
肋間上腕神経は第2肋間神経の外側皮枝から分かれ、腋窩を横断して上腕内側に分布します。
乳房手術や腋窩郭清などの影響を受けやすい神経として知られ、術後の感覚異常や違和感を考えるうえでも重要です。
肋間上腕神経に関連する症状|上腕内側の痛み・しびれ・感覚異常
この神経の分布に沿って、次のような症状がみられることがあります。
・痛み
・圧痛
・しびれ
・感覚異常
とくに腋窩から上腕内側にかけての表層の不快感や接触時の違和感として認識されることがあります。
また、この領域は内側上腕皮神経との関係も踏まえてみる必要があります。
結論|肋間上腕神経と症状を理解する末梢神経の視点
上腕内側の症状は、局所の構造だけでなく、末梢神経の分布とその部位に入る刺激の変化としてみることが重要です。
肋間上腕神経は、術後の感覚異常や慢性的な違和感を評価するときに外せない神経の一つです。
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