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デルマトームと皮神経は分布が異なる
デルマトームと皮神経は分布が異なる皮神経とデルマトームの概念の違いがよく分からないという声を聴きます。その違いを説明していきます。 -
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末梢神経の血液神経関門によるコンパートメントの問題点
末梢神経の血液神経関門によるコンパートメント血液神経関門(Blood-Nerve Barrier/BNB)とは、神経内膜の微小血管と神経周膜からなる末梢神経系のバリアシステムです。 -
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ルフィ二終末・テーピングやスキンストレッチに反応する感覚受容器。
ルフィ二・テーピングやスキンストレッチに反応する感覚受容器。ルフィニ小体/終末とは、皮膚が伸ばされ続けている間、信号を中枢へ送り続ける感覚受容器のことです。DNMスキンストレッチのように2分待つようなアプローチの間中、中枢へ信号を送り続けています。逆にさっと触れるような一時的な刺激には反応しません。無毛/有毛どちらの -
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筋筋膜疼痛症候群は仮説であり、末梢神経による二次痛覚過敏によるもの。
筋筋膜疼痛症候群は末梢神経による二次痛覚過敏によるもの。筋筋膜性疼痛症候群とは、筋肉に痛みを生じる症状のことであり、圧痛点(押すと痛い部位)を生じます。さらにその圧痛点を押すと放散痛(他の部位にも痛みが広がる!現象が起き、このことをトリガーポイントと言います。今から67年前にTravellとSimonsによって、筋筋膜性疼痛症候群とト -
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エコー下筋膜リリースによる効果は筋膜の癒着を剥がしたからではない。
Myofascial releaseエコー下筋膜リリースによる効果は筋膜の癒着を剥がしたからではない。超音波エコーを見ながら筋膜の癒着を探し出し、生理食塩水を注射することで、疼痛の軽減や可動域の増加を起こすという方法があります。写真しかし、筋膜の癒着と疼痛に関連性があるのでしょうか?またエコー下で見 -
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非特異性腰痛の原因③中殿皮神経の絞扼と仙腸関節障害
非特異性腰痛の原因③中殿皮神経の絞扼と仙腸関節障害非特異性腰痛が85%であり、心因性が多いと言われています。しかし画像に映らないからと言って、本当に全てが心理的な問題なのでしょうか?皮神経の絞扼は、 -
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非特異性腰痛の原因②上殿皮神経
非特異性腰痛の原因②上殿皮神経腰痛の85%は非特異性と言われています。最近では心因性だと言われていますが、果たして全てがそうなのでしょうか? -
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非特異性腰痛の原因①脊髄神経後枝
非特異性腰痛の原因①脊髄神経後枝腰痛の85%は非特異性と言われて原因がよく分かっていません。近頃では心理的要因が多いとされています。なぜなら -
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姿勢・構造・バイオメカニクスは痛みの原因とは限らない。
姿勢・構造・バイオメカニクスは痛みの原因ではない。このような話を耳にしませんか? 「脊柱や骨盤が歪んでいるので、身体の歪みを整え -
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皮膚運動学とDNMの違いと共通点を神経から読み解く
皮膚運動学とDNMの違いと共通点皮膚運動学とは、文京学院大学の福井勉教授(理学療法士)が提唱している皮膚アプローチ理論です。テーピングや徒手よって、皮膚を伸展or弛緩させる事で、関節の可動域を増やすというものです。福井先生は、ダイアンから直接DNM講習を受けたことがあり、皮膚アプローチというまだまだ未開拓な分野を切り開いている方です。