カフェインは片頭痛を悪化させ慢性化させる可能性!

カフェインは片頭痛を悪化させ慢性化させる可能性!

カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、エナジードリンクなどに含まれていて、日常的&習慣的に摂取している方が多いと思います。

片頭痛の方でもコーヒーなど毎日飲んでいませんか?

実はそれが慢性化を促してしまっているのかもしれません、、。 

研究

カフェインは中枢神経系に興奮性と血管収縮性の両方の効果がある。カフェインの使用は、片頭痛の発症と慢性化に関連している可能性がある。

108人の患者を含め、36人がカフェイン摂取を完全に中止した。

この観察研究では、片頭痛の急性治療に対するカフェイン中止の有益な効果を実証した。

脳において、カフェインは、脳血管のA2受容体拮抗作用を介したアデノシンA1受容体と血管収縮の競合阻害を通じて、興奮性神経伝達物質の放出を増加させる。

慢性的なカフェイン摂取は、アデノシン受容体の上方制御と、アデノシンの血漿濃度の代償的な上昇につながる可能性があり、これは片頭痛を引き起こす強力な血管拡張をもたらす。

したがって、トリプタン(頭痛薬)の血管収縮作用は、毎日のカフェイン摂取によって悪影響を受ける可能性がある。

カフェインの中止は片頭痛の治療には有益かもしれませんが、カフェインの離脱症状と頭痛によって複雑になる可能性がある。

カフェイン禁止による頭痛のメカニズムであるリバウンド性の脳血管拡張は、カフェイン禁止の2週間後に正常化することができる。

Caffeine discontinuation improves acute migraine treatment: a prospective clinicbased study.
Mi Ji Lee, Hyun Ah Choi, Hanna Choi and Chin-Sang Chung 

まとめ

この研究から、片頭痛でお悩みの方は、カフェインをやめてみることで、頭痛が軽減する可能性を示唆しています。

しかし、長期にわたってカフェインを摂取している場合、離脱反応が起こる可能性があります。

その期間は2週間。

少しずつ接収量を減らしてみて、最終的に2週間カフェインをやめてみて、頭痛の軽減につながるか試してみる価値はあると思います。

また研究には、興奮性の神経伝達物質の放出を促すと記載されています。

仮説ですが、慢性痛で痛みに敏感になり、常に興奮しているような状態の方は、カフェインをやめることで何かしらの変化&影響が起こる可能性もあります。

日常を変える、生活を変える、見直すことは慢性的な頭痛、慢性痛にとって必要なことでしょう。